ショートヘアとパーマが大好きな美容師高橋ショウタです!
可愛くなりたくてパーマをかけたのに失敗されたら嫌ですよね?
失敗されないためにしっかりとイメージを伝えても、技術的な失敗をされてしまうこともあると思います。
↓こちらの記事ではショートヘアで似合うパーマを紹介しています
この記事ではもし失敗されてしまったらどうしたらいいのか、対策を考えてみました。
Contents
パーマに失敗されない伝え方
まずは、美容室に行って施術に入る前に失敗されないような伝え方のコツを教えます。
必ず同じ美容師でカットとパーマをお願いする
以前の記事でも紹介しましたが、パーマはカットがすごく大事です。
カットラインと毛量の調整によってパーマをかけた時にどのようなカールが出るのか想像してかけていきます。
例えば髪がかなりすかれているところに強めのパーマをかけてしまっては、少量の毛が色々な方向にはねてパサパサしてしまいます。
パーマはカットをした人にかけてもらう事にしましょう。
またカットが上手い美容師さんはパーマも上手です。
イメージの写真を見せる
パーマでの大きな失敗はイメージしていた仕上がりと違うことです。
思ったより強い、思ったより弱いなど。
言葉ではお互いのイメージの相違があるので、写真を何枚か見て一緒に相談していきましょう。
その際、長さや量によってパーマの見え方も違うので、なるべくカットもパーマも理想の写真を見せてあげると良いと思います。
普段のスタイリングの仕方を伝える
パーマのイメージが決まったとしても、その際にセットできないと言うパターンも多いです。
自分が何のスタイリング剤を使っていて、朝のスタイリングにどれくらいの時間を使えるかも的確に伝えたほうが良いです。
その際、普段のライフスタイルを伝えることによって出来るスタイルと出来ないスタイルがあると思うので、その辺も全て伝えたほうがいいです。
ダメージレベルを知るためにも以前の履歴を伝える
パーマの失敗で多いのが、ダメージです。
せっかくパーマをかけてもパサパサしていたらただの傷んだ毛に見えるだけです。
先綺麗なパーマを見せるためには綺麗にかけてあげる事が必須です。
カラーやパーマなどの履歴を伝えることはとても重要です。
なんとなくパーマの仕組みを知っておくと、どのくらいのリスクがあるのか理解できると思います。
どんなシャンプーを使っているのか伝える
シャンプーの合う合わないでも、パーマの見え方が変わってきます。
パーマで軽い雰囲気を出したいのにベタつくシャンプーでボテっとした感じになったりしたらもったいないです。
スタイリング剤の選び方に似ていますが、シャンプーもパーマをかける上でとても重要です。
パーマが失敗されてしまった時の対処法(おすすめしません)
今回のタイトルのようにパーマが失敗されてしまったときの対策を考えてみましたが、どれもあまりおすすめできることではありません。
やはり失敗されないように伝えることが大事です。
髪が傷んでチリチリになってしまった場合
こちらは直すのが難しいです。
ダメージを完全に戻す事は出来ないので完全に元に戻るのは不可能と考えましょう。
それでも治したいと言う場合、ここから先はおすすめしていません。
ストレートトリートメントをする
ストレートトリートメントといっても、髪の形状を変える以上必ずダメージは進行します。
それでもツヤが出てマシになるケースもありますが、その場しのぎと考えましょう。
チリチリまで行ってしまっては不可能なケースが多いです。
カットする
これはスタイルを大幅に変える必要があるので、希望のスタイルからは遠のいてしまいます。
痛んでいるところだけ切って直すのは不可能です。
毛先のより傷んでいる部分を切り落として手触りを良くするだけなので、直したことにはなりません。
スタイリングでごまかす
パーマをすると髪が乾燥します。
そのため変なパーマをかけるとカールを出そうとしてもただのパサついた髪に見えるだけになってしまいます。
パサついて見えないようにする為には、なるべくウェット感の強いスタイリング剤を使パサつきを抑えましょう。
これも完全にパーマが失敗している場合には解決策にはなっていません。
ただ、スタイリング次第では失敗だと思っていたパーマがスタイリングによりマシになったというくらいのものかと思います。
緩くてすぐに落ちてしまった場合
こちらも失敗ですね。
緩すぎるとただのくせ毛に見えてしまったり、セットで上手にカールが出せなかったりします。
パーマをかけ直す
美容室にはお直しというものがありまして、大体1週間くらい気に入らなければ無料でやり直すといったサービスです。
ただ、1回目のパーマに重ねてかけることになるので、ダメージも重なります。
必要に応じてかけることもありますが、まずは美容師に相談してみましょう。
やはりかける前の段階での判断が大事です。
強くかかりすぎてセットしづらくなった場合
こちらもイメージを共有できなかったことによる失敗になります。
美容師がどんなに素敵なパーマをかけて、綺麗にスタイリングしてあげても、お客さまが再現できなければ意味がありません。
ですがもしこのようなことになった場合は、パーマは時間をかけて落ちていくので、緩くなるまでは我慢したほうがいいかもしれません。
シャンプーで少しずつ弱まってくるので、我慢するしかなさそうです。
パーマの失敗は直せない
結果としてパーマの傷みを完全に直すのは難しいです。
トリートメントに関しても修復する事は出来ないので、これ以上のダメージ進行を防ぐ事しかできません。