毛髪について詳しく知り合い方!
美容師さんか、もしくは相当な物好きですね!笑
毛髪の構造と髪質やくせ毛などは別の記事で紹介しています。
今回は髪の毛の意外と知らない知識だったり、へぇ〜と思えるようなものを紹介していけたらと思います!
まずは髪の毛の数字的な部分を見ていきます!
Contents
毛髪と数字
髪の毛の本数
髪の毛の本数は約10万本です。
もちろん個人差や年齢による多少の違いもありますが、基本的には平均的に10万本とされています。
一本一本の太さが違うので違うように見えますよね。
髪の毛の太さ
髪の毛の太さは0.07〜0.08mmです。
単純に13〜14本で1mmくらいですね!
太いような細いような、、
1日に伸びる長さ
髪の毛が1日に伸びる長さは約0.34mmとされています。
1ヶ月に1cmくらい伸びます。
もちろん伸びるスピードも個人差があります。
髪の毛一本が切れる重さ
髪の毛1本が切れる(ちぎれる)力が約150gとされています。
確かに1本を取って引っ張ってしまったらすぐに切れてしまいますね。
10万本もあるのでまとめると切れないんです。
ですが、髪のダメージによってすぐ切れてしまいます。
過度なブリーチ毛はドライヤーの風だけでも切れてしまいます。
一本を抜くための力
髪の毛1本が頭皮から抜ける力は約50〜80gです。
切れるより先に抜けるんですね。
これも本数がまとまっている時は抜けにくいです。
加齢や生活習慣の乱れによって頭皮が弱くなると、抜けやすくなります。
1日に抜ける本数
髪の毛は一日約50〜100本抜けています。
意外と思われることも多いですが、こんなに抜けているんです。
その分生えてきて、約10万本を保っています。
髪の毛が長くなると、抜け毛が増えたように感じますよね?
あれは抜け毛が目立つようになっただけです。
安心してください!
髪の毛の含水量
髪の毛一本には約12%水分が含まれています。
これも、ダメージによって乾燥してしまうとこの数字が低くなります。
体熱温度160度
髪の毛は熱と薬剤には弱いんです。
毎日のアイロンの温度は注意が必要です。
髪の毛に熱を与えすぎるとタンパク質の熱変性(タンパク変性)が起こります。
タンパク変性を起こした髪の毛は髪の毛の内部に隙間が出来てしまい、濡れる度に水分や髪の内部の成分が流出しやすくなります。
生卵が温めてゆで卵になるように、一度タンパク変性して硬くなった髪の毛は元に戻りません。
そのタンパク変性を起こすのが乾いた髪の毛で130度、濡れた髪の毛で60度とされています。
濡れた髪の毛にアイロンを入れてジュッてなるやつはかなり髪の毛のダメージに繋がりますので気をつけて下さい。
断裂までの伸長率
大気中で50%
髪の毛を引っ張ると1.5倍伸びます。
これも健康な髪の毛なので、ダメージ毛はすぐに切れてしまいます。
毛髪の構造
次に、髪の毛の構造を見ていきます。
細い一本の髪の毛ですが複雑な構造になっています。
まずは写真で見ていただければと思います。
髪の毛はよくのり巻きに例えられます。
髪の毛の外側から順番に説明していきます!
キューティクル(毛表皮)
髪の毛の一番表面になります。
うろこ状になっていて毛根から毛先まで何枚も重なり合ってできています。
髪の内部の水分やタンパク質が失われるのを防いだり、外部の刺激から髪を守るバリア機能の役割を担っています。
キューティクルが綺麗に整っている髪の毛は艶が出て美しく見えます。
コルテックス(毛皮質)
キューティクルよりも内側にある部分で、繊維状のタンパク質で出来ており、毛髪の80〜90%を占めています。
パーマやカラーの薬剤が影響するのは主にコルテックスです。
コルテックスに含まれているメラニン色素の量で地毛の明るさや色が決まっています。
メデュラ(毛髄質)
毛髪の中央部分になります。
空気を含んでいて空洞になっており、蜂の巣状の細胞が並んでいます。
髪の毛によって完全に繋がっているものや、途切れているもの、あるいは元々含まれていない場合があります。
まとめ
他にも髪の毛の知識で思い出す事があれば随時更新していきます!