ショートとパーマが大好きな美容師!
高橋ショウタです!
原宿、明治神宮前エリアでフリーランスで美容師をしていますす!
「楽になると思ってパーマをかけたのにセットがしづらくなった。」
「パーマがすぐに落ちてしまった。」
「パーマをかけたら凄く傷んだ。」
「自宅で再現出来なかった。」
「くるくるにされてしまった。」
この記事では、
- パーマをかけるならショートヘアをおすすめする理由
- ショートヘアのスタイルそれぞれにあったパーマのかけ方
について僕の考えを紹介していこうと思います。
Contents
はじめに
パーマの失敗の原因の多くを占める部分を伝えておきます。
「美容師のカウンセリング不足」
これが圧倒的に多いと思います。
(これは僕の寝癖です)
パーマの失敗を経験した方はとても多いですし、確かにパーマは難しいです。
カウンセリングが大事な理由としては、
- 傷んだ
- セットが上手くいかない
- パサパサになった
- 服が似合わなくなった
- 不自然なパーマ
これらを防ぐためです。
同じパーマをかけたとしてもスタイリングの仕方を伝えておけば再現しやすくなったりもします。
また、そもそもパーマをかけないという選択にもなったと思います。
お客様と情報を共有しないと、美容師の自己満で終わってしまいます。
パーマの経験や知識もとても大事ですが、カウンセリングで防げることは沢山あるんです。
すでにパーマに失敗されていたら
結論から言うと、カットとトリートメントを続けていくしかないです!
すでにパーマに失敗してしまっている方もいらっしゃると思います。
- パーマのかけ直し
- パーマ落とし
- 髪質改善などのメニュー
- トリートメント
色々調べて頂いているとは思います。
気持ちはわかりますが、あまりおすすめ出来ない場合も多いです。
(髪の状態とお客様のお気持ちに合わせて考えます)
順番に見ていきたいと思います。
パーマのかけ直し
強くかけ直す場合は前にかけた時のダメージを考えるとあまりおすすめ出来ません。
(可能な場合一週間は期間を空けます)
パーマ落とし
強くかかりすぎた場合にパーマ落としをするという手段もありますが、パーマ落としとは縮毛矯正と同じ薬になります。
パーマをかけた髪の毛に縮毛矯正をかけるということは結構なダメージになってしまいます。
髪質改善などのメニュー
最近話題の髪質改善というメニューがありますが、酸熱トリートメントなども薬剤を使うものになります。
確実に髪のダメージとしては出てしまいます。
(僕の知らない薬剤が出ていたらすみませんが理論的に無理です)
トリートメント
トリートメントが一番いい選択だと思います。
ですが、髪の毛は死滅細胞と言われていて肌と違って再生する力がありません。
意外と知られていないことが多いですがトリートメントは手触りはもちろん良くなりますがダメージが戻るということは絶対にないのです。
ですが、これ以上ダメージを進行させないためにもトリートメントは必要なメニューになります。
失敗したパーマを元通りにすることは出来ない
結論としては、パーマの失敗を綺麗に元通りにすることは出来ません。
時間をかけて、ダメージしてしまった部分をカットしながら綺麗にしていきましょう。
パーマの失敗の原因はショートヘアだと解決出来るのか?
次に、これからパーマをかけたい方に読んでほしい項目になります。
パーマの失敗の原因はいくつかありますが、
- セットが出来ない
- 凄く傷んだ
- すぐに落ちてしまった
これらに焦点を絞っていきます。
ロングヘアだとパーマをかけられないことはないですが、ショートヘアにするとパーマは比較的かけやすくなります!
順番に見ていきます!
パーマをかけてセットが出来なくなる場合
パーマをかけて逆にセットがしづらくなったと言う意見は非常に多いんです。
乾かし方、スタイリング剤の付け方を美容師が伝えるべきですが、
ショートヘアだと髪の毛が短い方がスタイリング剤を全体に馴染ませやすいという理由でおすすめです!
パーマは乾燥した状態だとただパサついただけに見えてしまう可能性が高いので、スタイリング剤を全体に馴染ませることが重要です。
パーマをかけて凄く傷んだ場合
パーマをかけて思ったより傷んでしまったという場合も多々あります。
いくらパーマをかけたいからといってもダメージが強すぎると綺麗にカールが出ません。
これも当然ですが短い髪の毛の方が比較的ダメージの蓄積が少ないので、ショートヘアの方がダメージは気になりにくいです!
パーマがすぐに落ちてしまった場合
パーマがすぐに落ちてしまったと言うのもよく聞きます。
パーマが落ちたと感じる瞬間はもちろんカールが出なくなってしまうことです。
ロングの方は髪の毛の重みでそもそもカールの出方が弱くなります。
短ければ短いほど髪の毛が重力の影響を受けにくいので、すぐに落ちてしまったというリスクが少なくなります。
また、パーマはダメージに比例して落ちてしまったと感じやすいので、ダメージの影響を受けにくいショートヘアにはパーマがおすすめです!
ショートヘアにも種類がある
ショートヘアといっても種類がありますよね!
- ベリーショート
- マッシュショート
- ショートボブ
- ボブ
これらの4種類のスタイルでも、おすすめのパーマのかけ方が違ったりします。
↓パーマをかけるか悩んだらメリットとデメリットで比較してみましょう!
パーマの種類もある
パーマの種類についても簡単に説明していきます。
パーマは主に2種類あります。
- コールドパーマ
- ホットパーマ
簡単に言うと普通のパーマかデジタルパーマかです。
コールドパーマ とホットパーマの違いは別の記事で詳しく紹介していますので一度見ていただけたらと思います。
簡単にそれぞれの特徴と二つを比較した時のメリットデメリットを紹介していきます。
コールドパーマ
まず一つ目にコールドパーマです。
これがいわゆる一般的なパーマになります。
ロッドを巻いて薬剤の力のみを使ってカールを定着させていきます。
お店のメニュー表でパーマと出ているのは大体このコールドパーマです。
メリットとデメリットを見ていきましょう!
あくまでも2種類を比較した時です。
メリット
- 水に濡れた時にしっかりとカールが出る
- 柔らかい質感になる
- 根本付近からボリュームが出せる
- 比較的ダメージが少ない
- 施術時間が短い
デメリット
- ストレートパーマをかけている毛にはかけられない
- 何もしていない状態だとパサついて見える
- 持ちが良くない
ホットパーマ
こちらはデジタルパーマやエアウェーブなどの熱を使ったパーマになります。
メリット
- 乾いている時にもしっかりカールが出る
- 持ちが良い
- パーマがかかりにくい髪質でもしっかりとかかる
- ストレートと同時施術ができる
デメリット
- 細かいカールが表現しづらい
- 根本からかけられない
- ダメージが強いので繰り返しかけることができない
- 施術時間が長い
- 金額が高い
パーマのデザインによってどちらが良いのかも変わってきます。
目的にあったパーマをかけているのか?
ショートヘアとパーマの種類があることはわかっていただけたと思いますが、
果たして目的に対してパーマが必要なのか?
そこを考えてみようと思います。
パーマをかけたいと思う理由は様々あると思いますが、よく耳にするのがこの辺りです。
- トップのふんわり感が欲しい
- 直毛すぎて動きが出ない
- 髪を柔らかく見せたい
- お洒落そうだからなんとなくかけてみたい
- セットを楽にしたい
まさにその通りです。
先程もお伝えしたように、ヘアスタイルに合わせてコールドパーマかデジタルパーマをかけるのが判断が必要になってきます!
一般的には、
くるくるにしたかったり、根元のボリュームを出したいのであればコールドパーマがおすすめです。
毛先ワンカールや、何もしていなくてもコテで巻いた感じにしたいようであればデジタルパーマがおすすめです。
ショートとパーマの相性
ここからはご自身の目的のスタイルを見つけるためにショートヘアとパーマの相性を見ていきます!
ショートヘア4スタイル(ベリーショート、マッシュショート、ショートボブ、ボブ)を、
コールドパーマなのかホットパーマなのか?
オン、オフのスタイリングをそれぞれ紹介していきます。
ベリーショート
ベリーショートはそのままでも凄く可愛いですが、かけるのであれば細かく強めのコールドパーマをおすすめします。
ベリーショートのオンスタイル
髪を根本から濡らして寝癖を取ってあげて、カールを伸ばしながらひし形シルエットを意識して乾かします。
そして、水分量の少ないワックスをしっかり手に伸ばして、髪全体につけて毛先のカールを出していきます。
強くかけていてカールが出てしまっていても、マットな質感にする事によって仕事ができそうといった好印象を与えられるはずです。
ベリーショートのオフスタイル
ベリーショートのパーマのスタイリングは凄く楽ちんです。
寝癖のままムースを根本からつけて形を整えます。
あとはドライヤーの弱風か自然乾燥でそのまま出かけてしまいましょう。
スタイリング剤はパーマの柔らかさを活かしたいのであまり固まらないムースをおすすめします。
濡れた状態からセットするのであればジェルもおすすめです。
マッシュショート
マッシュショートはくるくるでもふんわりでも可愛いですが、顔周りにかかる毛のカール感を考えないと無造作なセットは難しいかもしれないです。
なので、トップはふんわりで顔まわりは流れるくらいの方が良いかと思います。
くるくるのパーマをかける場合はオフのスタイルによって考えましょう。
パーマの種類はコールドパーマで柔らかさを出すのが良いと思います。
オンオフ問わずしっかり根本を乾かしましょう。
仕上げの時のドライが凄く大事です。
トップはふんわりと、あまり分け目を意識せず左右に振って乾かします。
ハチ周り、顔まわり、襟足をしっかりと押さえて広がりすぎないようにしましょう。
マッシュショートのオンスタイル
マッシュショートもあまりカール感を出しすぎるとオフ感が強くなってしまうと思うので、自然に乾かして毛先のカール感を出してあげるくらいが良いと思います。
ハチ周り、顔まわり、襟足などをしっかり押さえてメリハリのあるスタイリングを心がけましょう。
スタイリング剤はオイル、バーム、ワックスなど、あまり濡れた感じを出しすぎない方が良いかと思います。
つけ過ぎてしまうと重みでトップのボリュームがペタッとしてきてしまうので注意が必要です。
マッシュショートのオフスタイル
オフスタイルも同様に乾かし方が大事です。
スタイリング剤は短めのマッシュショートや強めのカール感でしたら柔らかいムースやジェルでも大丈夫ですが、時間が経ってからのヘタリ具合も考えてセットしていきましょう。
根本を立ち上げるスタイリング剤をつけてから乾かすのも良いと思います。
ショートボブ
ショートボブもコールドパーマでくるくるにかけるのも可愛いです。
ですが長さがあるので結構強めにかける必要があるので、オフの時にどのようなスタイリングになるのかを考えて決断しましょう。
ショートボブは毛先ワンカールもおすすめです。
後ろが伸びてきてペタッとなると変なので、後ろのふんわり感を出す目的としてもワンカールはおすすめです。
髪質によりますが、かかり具合を考えてワンカール以上にする必要があるので、お客様の自宅でのスタイリングの協力も必要になってきます。
スタイリングをより楽にするためにデジタルパーマでワンカールするのはかなりおすすめです。
なるべくワンカールに近い状態でしっかりとかかるのでかなり楽になります。
ショートボブのオンスタイル
こちらも質感によってオイル、バーム、ワックスでスタイリングしましょう。
前髪をかきあげることによって、強い女性を演出できます。
耳にかけてぬけ感を出すのがおすすめです。
ショートボブのオフスタイル
こちらもパーマの強さによりますが、くるくるの場合はムースやジェルで思いきってパーマを出しましょう。
ワンカールの場合はオールバックのスタイリングもおすすめです。
ボブ
ボブは長めなので、強めにかけないと重みでカールが取れやすいです。
コールドパーマで根本から、もしくは毛先を強めに巻いてカールを出してセットしましょう。
ボブも毛先ワンカール
乾かすときは内側をしっかり押さえましょう。
ボブのオンスタイル
ボブは女性らしさが出やすいので、カール強めの場合は伸ばし気味で乾かして、毛先にオイル、バーム、ワックスを揉み込む程度でいいと思います。
前髪を立ち上げたり、内側を耳にかけたりもおすすめです。
ボブのオフスタイル
ボブのオールバックもとても可愛いです。
オイルだけでスタイリングをしてこなれ感を出したり、カールをパーマを活かして外ハネにコテで巻いてみたりしても可愛いです。
毛先や顔周りの毛にしっかりオイルをつけてあげるとより一層おしゃれになります。
その他のポイントパーマという選択
ポイントパーマという選択肢もあります。
全体をかけるよりもダメージが抑えられますし、緩くなってきたときの掛け直しにも最適です。
前髪パーマ
前髪パーマをかける方は非常に多いです。
伸びてきて前髪が目にかかってきたりすると嫌になりますよね。
そんな時前髪だけアイロンを入れる場合もありますよね。
パーマをかけてしまえば毎日のアイロンよりもダメージも少なくて済むこともあります。
また、伸ばしかけの前髪にパーマをかけて流しやすくするという手段もあります。
トップパーマ
トップだけパーマをかけ直すのもおすすめです。
時間が経ってパーマが落ちてくるだけでなく、根本が伸びてトップのボリュームが出なくてセットしずらいという場合もあります。
そういう時にトップだけパーマを掛け直してあげるとセットのしやすさが格段に上がります。
ピンパーマ
ピンパーマは流れる毛を作りたい時におすすめです。
前髪、もみあげ、襟足などくるくるになりすぎるのは嫌だけど真っ直ぐだと違和感がある場合におすすめです。
パーマをかけているのか分からないくらい自然な流れができます。
ただ、弱ければ弱いほど落ちてくるのも早いので、髪質に合わせて相談することが必要だと思います。
まとめ
パーマに失敗されてしまったら、
パーマの失敗は治せないので、信頼できる美容師に相談しましょう
これからパーマをかけるのであれば、
- ベリーショートショートは細かく強めのコールドパーマがおすすめ
- マッシュショートは柔らかい動きを出したコールドパーマがおすすめ
- ショートボブはコールドパーマでくるくるかデジタルパーマでワンカールがおすすめ
- ボブは毛先ワンカール のデジタルパーマおすすめ
独断ですのでこれが全てではありませんし、人によってかかりやすさも違うので適切な判断をしていきますが、なんとなく自分に合うスタイルは見つかりましたでしょうか?
僕に任せて下さい
パーマの失敗はカットやスタイリングで変わることも多いです。
実はパーマではなくカットの失敗という場合もあります。
パーマはカットに合わせてかけていくので、カットも凄く大事です。
パーマに失敗したからと事があるからといって諦めるのはもったいないです。
どういった目的でかけるのかをしっかり相談した上でかける事が大事です。
僕は現在フリーランス美容師としてマンツーマンで接客させて頂いておりまして、予約もかなり制限させていただいております。
生涯お付き合いをしていきたい美容師をお探しのお客様に最高品質のサービスと技術を提供させていただきたいので、一度僕にお任せ頂けたら嬉しいです!
その場限りで終わらせることのないように、アフター相談も受け付けていますので気軽にどうぞ。