皆さま美容室を予約しようと思った時に”ケアブリーチ”という文字を目にしたことはありませんか?
ケアブリーチって何?
普通のブリーチと違うの?
簡単に説明していこうと思います。
Contents
ブリーチのリスク
まずはブリーチのリスクを紹介していきます。
こちらでも紹介したように、ヘアカラーとは髪の内部のメラニン色素を脱色して、色味を表現する擬似的なメラニン色素入れていきます。
メラニン色素を脱色すればする程、髪の毛が明るくなります。
この脱色する力をブリーチ力というのですが、このブリーチ力だけに特化したものがブリーチ剤です。
普通のカラー剤では色素を抜いて色味を入れていくのですが、その色味を抜く力にはカラー剤では限界があるので、極端に明るくするためには色味を一度グッと抜かなければいけません。
その色味をグッと抜くのが髪の毛にかなりの負担をかけてしまうのです。
そこでそのダメージを軽減するために生まれたのがケアブリーチです。
ケアブリーチとは?
ケアブリーチとは簡単に言うと、1剤と2剤によってダメージを軽減してくれるプレックス剤です。
近年話題になって様々なメーカーが出しているので、プレックス剤にも色々ありますが、うちで使っているのはオラプレックスです。
1剤はブリーチ剤に混ぜて、内側の補修をしながらブリーチをして行きます。
2剤はトリートメントのように最後にシャンプー台で時間を置いて流す事によって、ブリーチ後の外側の補修と栄養を閉じ込めるものになります。
なぜ傷まないのか?
内容成分はジマレイン酸という特殊な成分で、ブリーチによって切れてしまう結合を繋げてくれる薬になります。
従来はブリーチ力が落ちてしまうという理由で実現出来なかったようですが、技術の発展で画期的な薬が出来ました!
ダメージは圧倒的に違います!
色を抜く力が弱まるという意見もありますが、パッとみて違いが歴然というわけではなく、本当に少しだけ力が弱くなるくらいで、仕上がりにほとんど影響しません。
それ以上にダメージの比較だけで考えても100%使った方が良いというくらい画期的なものです!
値段が結構高いのでは?
値段は僕の場合だとブリーチの料金+¥500〜¥2,000です。
例えば全体をブリーチしてもう一度カラーした場合で¥8,000(フルブリーチ)+¥1,500(ケアブリーチ)+¥7,000(カラーショートヘア)+¥2,000(シャンプーブロー)=¥18,500+taxになります!
ブリーチの部位や回数にもよります。
僕らとしては、これを知ってしまっては、プラス料金になるとしてもおすすめせざるを得ません。
まとめ
他にも特徴をまとめてみました。
- オラプレックスによるアレルギー反応の報告は現状ない
- シリコーン・硫酸・フタル酸・ジエタノールアミン・アルデヒドフリー
- パーマや縮毛矯正にも使えます
ケアブリーチは、ブリーチをする人には確実にやってほしいものです。
ブリーチを今後楽しみたい方も、一度きり楽しみたい方も、ブリーチをした毛は伸びるまでブリーチ毛です。
ケアブリーチでダメージをゼロにする事は出来ませんが、せっかくなら綺麗にブリーチしましょう!