ショートとパーマが大好きな美容師高橋ショウタです!
パーマがかかりにくそうですねー。
と言われたことがある方も多いのではないのでしょうか?
なぜならパーマがかかりにくい方が多いからです。
パーマにもかかりやすい髪質とかかりにくい髪質があります。
元々の髪質だけでなく、今の髪の毛の状態によっても違います。
パーマをかける上で大事な「髪質」について掘り下げて解説していきます。
髪の構造はこちらの記事で書いていますので良かったら一度見ておいてください。
Contents
パーマがかかりにくい髪質
生まれ持った髪質でパーマがかかりやすい、かかりにくいがあります。
- 細くて柔らかい髪質
- 太くて硬い髪質
- 直毛
- バージン毛
これらの髪質はコテで巻いた時もカールが取れにくい髪質といえます。
順番に見ていきます。
細くて軟かい髪質
軟毛で猫っ毛のような方はパーマがかかりにくい場合が多いです。
パーマが作用する髪の内部のコルテックスという部分が水に馴染みやすいためかかりにくいとされています。
太くて硬い髪質
剛毛の方はキューティクルの枚数が多いので水分が浸透しづらいので、かかりにくいです。
直毛
直毛の方は髪の結合が綺麗にまっすぐ繋がっているので、パーマをかけた後でもまっすぐ戻る力が強いので、比較的かかりづらく取れやすいです。
バージン毛
バージン毛とはパーマやカラーなどの薬剤を使った施術をしていない髪の毛になります。
バージン毛だとキューティクルが開いていない状態なので、薬剤が浸透する時間がかかるためかかりづらいです。
少しダメージしている方がかかりやすいという事ですね。
しかしダメージが強すぎると綺麗にかかりませんし、すぐに落ちてしまいます。
パーマの持ちに関しては健康な髪の毛の方が長持ちします。
パーマがかかりにくい髪の毛の状態
髪質がかかりやすくても、髪の状態によってはかかりにくかったり、かけられなかったりする場合もあります。
ハイダメージの方
ダメージが強すぎると、パーマが影響するタンパク質が流出してるため、かかりにくいです。
ブリーチをしている方は髪が溶けてしまう可能性があります。
シリコンでコーティングされている
シリコンたっぷりのシャンプーやトリートメントを使っている場合、髪の毛がコーティングされてしまって薬剤が浸透しない場合があります。
市販のシャンプーが安くて手触りがいいと感じるのは、このシリコンがたっぷり入っているからです。
まとめ
パーマがかかりにくい状態だからと言って無理やりかけてしまっても、綺麗にかかりません。
しっかりと相談してパーマをかけましょう!